硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ)

眼球をカメラに例えると、角膜=黒目側から、光が入り、レンズの役目を果たしている
水晶体で光を屈折させ、フィルムの役目の網膜で光を感じ取っています。

硝子体は、レンズとフィルムの間にあって、眼球の中で最も広いスペースのゼリー状組織です。

硝子体に血管はなく、硝子体自体が出血することはありませんが、外傷による眼球内の出血が、
硝子体に溜まった状況を硝子体出血といいます。

そして、出血自体は短期間で止まることがほとんどです。

無色透明で光を通過させる硝子体に出血が起これば、出血が光を遮り、見え方を低下させます。

出血が極少量であれば、飛蚊症として認識されたり、中程度であれば、視力低下や、
血液の濃いところ薄いところが動いたりして、靄=モヤが動いているように見えたりします。

出血が多いときには、真っ暗となり、高度な視力障害を引き起こします。

出血が止まっていれば、よほど濃い出血などを除き、自然に吸収されるのを待ちます。

出血が続いているときは、止血剤、血管強化薬を点眼、内服も併用します。

ステロイド剤を眼球内や眼球周囲に注射することもあります。

 

濃くて広い出血や、出血が止まらないとき、網膜剥離が疑われるときは、
早急に手術が選択され、出血を除去、洗浄、出血の原因をレーザー光線で焼いて、止血を行います。

 

※飛蚊症 ひぶんしょう

飛蚊症では、実際には存在していない、糸屑や蚊のようなものが、
視界に飛んでいるように見えますが、眼のゴミと違うのは、視点を動かすと、
同調して動き、瞬きをしても同じ位置にあることです。

飛蚊症は、眼の中の、硝子体の濁りが原因で、明るい場所や、空を見ると、現れやすい傾向です。
交通事故では、硝子体出血や外傷性網膜剥離により、飛蚊症が出現しています。

硝子体出血による後遺障害のポイント

1)硝子体出血とは、網膜やブドウ膜の出血が、硝子体に流れ込んでいる状態です。

出血が軽度では、出血した血液は徐々に吸収され、眼底が十分に見えるようになると、
視力は回復し、後遺障害を残すことはありません。

2)大量出血のとき、また、出血が完全に吸収されたものの、膜状の混濁が硝子体に残ったときは、
この膜を切除して視力の改善をさせるなどの手術が行われています。

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