頬骨弓骨折(きょうこつきゅうこっせつ)

 

 

頬骨弓部の直接的な打撃で発症し、体部には骨折のないものです。

眼の症状や感覚障害は起こりません。

①耳の前の凹み、

②骨折部が、側頭筋に食い込み、開口障害、

この2つが主たる症状です。

レントゲン、CTで確定診断が行われ、オペは症状次第ですが、受傷後4~10日前後に、
側頭部を1~2cm切開して器械を挿入、落ち込んだ骨を下から持ち上げる手術が行われます。

プレートによる固定は必要なく、手術は、局所麻酔でも行うことができます。

弓部だけの骨折にとどまるものであれば、後遺障害を残すことはありません。

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