手・指の構造
手・指の構造
手や指は,叩く,擦る,物をつかむ,握る等日常生活を送る上で,非常に重要な役割を果たしています。
複雑な人間のからだの中でも特に繊細な構造となっています。
手や指には繊細な知覚があり,様々な情報を脳との間でやり取りしています。
複雑な構造をした骨・関節,それを取り巻く筋肉や腱,神経,血管がぎっしり凝縮されているため,ほんの小さな怪我でも,日常生活や仕事上で,大きな支障が出現することが多いのです。
指先から下に,末節骨(まつせつこつ),中節骨(ちゅうせつこつ),基節骨(きせつこつ),中手骨(ちゅうしゅこつ)があります。
親指には,上記図でみてわかるとおり,中節骨がありません。
中手骨の下に位置するのは手根骨です。
遠位手根列には,大菱形骨(だいりょうけいこつ),小菱形骨(しょうりょうけいこつ),有頭骨(ゆうとうこつ),有鈎骨(ゆうこうこつ)があります。
近位手根列には,舟状骨(しゅうじょうこつ),月状骨(げつじょうこつ),三角骨(さんかくこつ)があります。
手根骨のうち豆状骨(とうじょうこつ)は,小指側にある手根屈筋腱の中にあります。
手関節の尺側(しゃくそく)には,TFCC=三角線維軟骨複合体が存在し,手首の骨を支え,手首の外側の衝撃吸収作用の役割をしています。
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