三角骨・月状骨間解離

手根骨の三角骨・月状骨間解離

手根骨の三角骨・月状骨間解離について

 手首の疼痛,可動域制限などがあり,月状骨と三角骨のある尺側部分に圧力をかけると強く痛みを感じます。
XPの舟状・月状骨角は20°以下で手根掌屈変形が認められます。
XP,手関節正面像では,月状骨三角骨間での両骨間に間隙が存在します。
月状骨が橈骨の月状骨窩から外れ,尺側に偏位することがあり,これを手根尺側偏位と言います。

手根骨の三角・月状骨間解離における後遺障害について

 ①通常のXPでは見逃されることが多く,ジクジクした痛みが続くときは,専門医によるMRI,各種ストレス撮影や関節造影検査などで,三角骨・月状骨間解離を明らかにする必要があります。

 ②予想される後遺障害は,手首の可動域制限(12級6号)と,運動時の疼痛(12級13号ないし14級9号)の後遺障害が残る可能性があります。

  • 14級9号=局部に神経症状を残すもの
  • 12級13号=局部に頑固な神経症状を残すもの
  • 12級6号=1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
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