足底腱膜断裂
足底腱膜断裂
ラグビー,サッカーなどのコンタクトスポーツで,足を強く蹴り出してダッシュしたときに発症します。
交通事故でも,バイクや自転車と自動車の出合い頭衝突で,足の裏に強い衝撃がかかったとき,道路から田畑や崖下に転落,着地の際に,大きな負荷がかかり,足底腱膜が断裂することがあります。
ほとんどは,踵骨に近い位置の足底腱膜が断裂しています。
また,足底筋膜断裂では,断裂した筋膜組織から出血し,内出血を起こし,内出血は,足裏の土踏まずの部分に拡がります。
受傷直後は,激痛で歩くことができず,みるみるうちに,足裏の内出血が拡がり,腫れが増大,土踏まず部分が,広く平に見えます。
エコー検査やMRIの撮影で,足底腱膜断裂を確認することができ,診断は確定します。
治療は,断裂部位の縫合術がなされ,その後,1ヶ月程度のギプス固定がなされます。
ギプスカット後は,足底板を装用し,リハビリが始まります。
平均的には受傷から2ヶ月で就労復帰でき,後遺障害を残すことはあまりありません。
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