事故直後からの受任で適正な金額で和解した事例
事故直後からの受任で適正な金額で和解した事例
□依頼人属性:50代男性
□傷病名:右肩腱板断裂
□後遺障害:右肩関節機能障害(後遺障害等級12級6号)
1 事故発生
スーパーの駐車場を歩行中,相手方の自動車に轢かれた事故です。
2 相談・依頼のきっかけ
相手方保険会社担当者の対応に不満を持ち,弁護士特約の保険にも加入していることから,弁護士に間に入ってほしいとのことで,依頼を受けることになりました。
3 当事務所が関与した結果
依頼人は事故直後に相談のため来訪され,その場で診断書等を確認したところ右肩腱板断裂の傷病名でした。そこで,依頼人に右肩関節機能障害の可能性があると説明し,また,実際に右肩関節機能障害があったとしても主治医に丁寧に自覚症状を説明しないと主治医のカルテ等にその旨記載されず,その結果,適正な後遺障害等級も獲得できない可能性もあることを説明しました。
私の説明どおりに依頼人は動いてくれたため,結果的に後遺障害等級認定は当初の予定どおり右肩関節の機能障害として12級6号が認められました。
その後,相手方保険会社と交渉し(結果的な解決は交通事故紛争処理センターでの和解。),赤本基準に近い約700万円の金額で和解することができました。
4 担当弁護士鳥村純の所感(解決のポイント)
相談者の中には,相手方保険会社から示談金の提示があって,はじめて相談に来られる方も少なくありません。
しかし,この段階になってしまっては弁護士基準での適正な示談金は計算することはできますが,適正な後遺障害等級の認定を獲得することができないケースが少なくありません。後遺障害等級が何よりも重要です。
事故後なるべくすぐに弁護士に相談することをお勧めいたします。
交通事故・無料相談 弁護士法人前島綜合法律事務所
【受付時間 平日】 10:00-19:00