無保険車から,弁護士の介入により賠償金を獲得した事例③
無保険車から,弁護士の介入により賠償金を獲得した事例③
□依頼人属性:10代男性(学生)
1 事故の態様
自転車で歩道を走行していたところ,
左側より自宅マンションから出てきた相手方運転の車両と衝突し,車道に跳ね飛ばされました。
幸い車道には車が走っておらず,また依頼人は運動神経が良く,
即座に受け身の体制をとっていたため,重傷にはなりませんでしたが,
10日間ほど病院で治療する必要がありました。
事故当初,相手方は依頼人より自分の車を心配しており,
治療費や自転車の修理代を相手方に請求しても無視され,
警察での手続きにも出頭しない状態でした。
その後相手方は任意保険に入っていないことが判明しました。
2 受任後の対応
まず,弁護士から相手方に内容証明郵便で受任通知を送付しました。
しかしその後何ら反応はありませんでした。
相手方自宅へ赴くも,居留守を使われ,会うことはできませんでした。
そのため,支払督促という,裁判所を通じた督促状を相手方に送付する
手続きを使用し,相手方との接触を図りました。
そうしたところ,相手方も代理人を付け,「督促異議」を申し立てました。
(※支払督促手続き,督促異議については,詳細は裁判所ホームページをご覧ください)
督促異議の申立があったので,通常の裁判に移行となりました。
3 結果
裁判上の和解協議にて,分割払いにて治療費及び自転車の修理代の回収を図る事が出来ました。
本ケースのように,無視されたり,手続きに協力しないなど,
無保険の相手方との交渉には難があることが多く,泣き寝入りしてしまう方もいらっしゃいます。
まずは一度弁護士に相談いただく事をお勧め致します。
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